読書:ある奴隷少女に起こった出来事
これ、フィクションじゃないの?映画の話じゃないの?
あまりにも過酷すぎて、200年前現実にあったこととは信じがたい。
奴隷となり、白人の所有物になるということ。
自分に値がつけられ、売られるということ。
自分の子供達が売られて行くこと。
何のために生まれてきたのか、何のために生きていけばいいのか分からない時代に、
主人公は「自由か、死にいたるまでは、立ち止まってはいけない」
と懸命に抗い、自由を目指します。
子供のため、家族のため、自分を守ってくれたみんなのため、
7年間も狭い狭い屋根裏に隠れ、自分を支えられないほどに身体が衰えても、
いつかやってくるチャンスを待ち、諦めない意思の強さ。
こんな話を知ると、我々は生まれた時点で恵まれているなあと実感。
学校に行けて、学ぶこと、学ぶ場所を選ぶ権利があって、
夢を持つ事ができて。
小さいことで悩んでる自分に喝!
不満ばっかり言ってちゃだめ。
恵まれた環境で育ってきたのだから、この本の主人公に恥じないように、
やれることをやらなきゃ
な!