1Q84読み直し(Book3 Ch. 21-25)

January 11, 2015

21. 天吾

夜中に看護婦の安達から電話があり、父が死んだことを伝えられる。次の日猫の町に戻り、父が死んだ後の事務的なことを済ます。父はまだ意識がはっきりしていた頃、葬式の準備など死後のことをすべて段取りしていた。火葬する時はNHKの集金人の制服を着せてほしいと看護婦に頼んでもいた。弁護士が天吾のところにやってきて、預かっていたという分厚い封筒を渡した。そこには現金50万と、幼い天吾が載った新聞記事や写真、父親自身の写真、そして、父、母と思われる女、天吾と思われる赤ん坊が写った写真が入っていた。父親は昏睡中もベッドの枠を叩いて誰かにメッセージを送っているようだったと安達がいう。昏睡していても誰かのドアを叩いていたんだ、きっと。

 

22. 牛河

日曜の夕方、天吾がアパートを出て行ったが、牛河は追跡しなかった。その代わり、夜に昨日行った児童公園に向かい、再度月が二つあることを確認した。夢ではない。家に帰り夕飯を食べ、またカメラの前に座ると、見た事もない変装した女がアパートからでてきた。青豆ではないのか?その夜も朝も天吾はアパートに戻らなかった。予備校に牛河が電話をすると、身内に不幸があったという。天吾はついに一人になってしまった。天吾の母親は若い男と逐電していて、旅館でその人に絞め殺されたということを牛河はつかんでいる。カメラ屋で写真を現像し、ふかえり、天吾、青豆と思われる女の写真を並べる。その夜、牛河は誰かに絞め殺されそうになる。目が覚めると、両手は背中の後ろに回され、両足を縛られ、目隠しをされていた。

 

23. 青豆

日曜の夜、天吾のことを考えると寝れない。空気さなぎを読み返し、自分がここにいるべくしていると感じている。主人公の少女がリトル・ピープルと共に空気さなぎを作る場面を読むと、お腹の中にいる小さなものが反応する。この小さなものは何を表しているのだろうか。一体何のために妊娠したんだろうか。

 

24. 天吾

父親の火葬に、看護婦の安達と出席する。父親は秘密を持ったまま死んでしまった。でも穴は開けっ放しにしておけない。安達は以前に誰かに首を絞められて死んだことがあるという。自分を殺した人間を見たら、危険をおかしてでもその人の後を追ってしまうかもしれない。天吾は猫の町を離れ家に戻る。

 

25. 牛河

腎臓の部分を誰かに強く蹴られ、激痛が全身を駆け巡る。タマルは牛河に暴力を加え、牛河から情報を聞き出す。さきがけは、まだ青豆と天吾の関係に気づいていない。さきがけの担当者の連絡先も聞き出した。タマルは心理学者のカール・ユングの話をする。湖畔のはしっこに「塔」と呼ばれる建物を建て、その入口には文字が刻まれている。「冷たくても、冷たくなくても、神はここにいる。」この言葉を牛河に繰り返させると、タマルは牛河を殺す。帰りに公衆電話からさきがけに電話をかける。牛河が死んでいる場所の情報を教える。電話の相手は、青豆に害をなすつもりはなく、語り合うことを希望していると言う。「我々は声を聴き続けなければなりません」

 

 

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