memo
なんとなく行き止まりかなあと分かっていたけど、
歩いてきた
前は見たくないから、
アスファルトの模様や汚れに集中したり、
いわし雲にニコニコしてみたり、
そしたら今日突然目の前に壁が、立ってた。
すごい圧力で。
無機質で冷たい壁。
選択肢は、戻るしかないのだけど、ちょいと途方に暮れることにする。
座り込んで一回お休み。
風呂をためる。
44度でためる。
裸になって、もぐる。
苦しくなる。
いき。
換気扇の向こうで外の世界の音。
安心する。
身体。
足にできた青アザ、左腕の火傷の跡、背中のできもの。新しくできたものばかり。
忙しいせいにして、向き合えてない私の身体。
未だにとても不器用な生き方をしてる。けど。
それでも。
細胞が変化してることに気づく。
もっと敏感に、もっと貪欲に、
もっと感じやすく、もっと傷つきやすく、もっと幸せになりたいと。
じりじりと燃える豆電球であれますように。