Yuzukanaの初CDから曲紹介 (1) iris
YuzukanaのCDから、収録曲をご紹介していきまーす。
まずは1曲目のiris。
CDのタイトルがそうであることからも分かるように、今回の作品のメイン曲です。
結論から言うと、とってもいい曲が出来上がりました。
名曲・・・かな、
名曲だな!
アイリスとは、お花の「アヤメ」
花言葉は、「良い便り」「メッセージ」だそうです。
ギリシャ語では「虹」という意味もあるとのこと。
高校にはアイリスって名前の女の子もいたなあ。
Yuzukanaとして、共同で作ったのもirisが初めて。
今までは、どちらかが書いた曲を弾く、又は歌う、というスタイルでした。
私の場合は、曲作りは基本的に歌詞が先行で、歌詞ありきでメロディーとコード感を固めていくので、
歌詞がない時点で、どんな風に曲作りをすればいいのか戸惑いもありました。
イントロ、Aメロあたりのリフが最初に決まって、
それに乗せてラララ~と歌ってみるものの、なんかしっくりこない。
しっくりこない期間が長かった長かった。
それで、
こんな曲にしたいというキーワードを紙におとして、話し合いながらイメージを膨らましたり。
「海」「扇風機」「蚊取り線香」「憂鬱」・・・などなど。
「サビは解き放たれるような感じにしたい」とか、「海のにおいがする感じ」とか、「大サビみたいなのほしい」とか、イメージを言葉で伝えながら曲を書いたのは初めてだったので、苦戦しながらも新鮮でした。
やっぱり違うな、やっぱりこうかな、いやもっと何かあるなと遠回りしまくって、
結局シンプルなところに落ち着くのだけど、遠回りしないでたどり着けたとは思えない。
プロセスが大事なんだなーと。
曲作りから学ぶことはたくさんありました。
少し歌詞をご紹介。
「雨上がりのiris 大事なものはずっとここにあった」
上記のとおり色々な意味を持つirisだからこそ、
色々な角度から想像してもらえるんじゃないかなと思います。
「もやもやじめじめ」「ザラザラトゲトゲ」
憂鬱、不安、迷いの存在。これは内から生産されるものたち。
それに対して絶対的な存在。
「導きの海」「紺碧の空」「庭に佇むつぼみの予感」
うまく言えないけど、
彼らが融合して、とても優しい色の光を発してる感じ。
小さなエネルギーが、大きく背中を押してくれるようなイメージ。
長くなっちゃったけど、
とりあえず、とりあえず聞いてみていただけたら嬉しいです!
「我愛你!我愛你! Yes iris, Yes iris」
